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【マクラーレン・ホンダ】ジェンソン・バトン「ホッケンハイムではコーナリングでタイムを稼ぎたい」

2016年07月27日(水)17:31 pm

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、ホッケンハイムリンクで行われるF1ドイツGP(31日決勝)に向けて次のように意気込みを語った。

■何かハプニングがあればチャンスも

「ハンガリーでの先週の日曜日は、僕のほうはすごく残念な結果に終わってしまった。週末の間、レースに向けてすごく前向きな状態だった。ところが日曜日にはすべてがまずい方向へ向かってしまったようだ。レースにはそういうこともあるものだし、それまでの数レースではフェルナンド(アロンソ)のほうが運に恵まれていなかった。だから彼がポイントを稼ぎ、いいペースを維持できたのはよかったよ」

「ドイツでも再び調子を上げて行けることを期待しているし、夏休み前にどちらのクルマもいいレースができるといいね。先週末以後、僕たちは信頼性の問題に集中することが重要な課題となっている。信頼性さえあれば、サーキットでは少なくとも僕たちにふさわしい位置につけるだろうし、ポイントを狙うこともできるはずだ。今週末にはひとつかふたつ思いがけないようなことが起こることを期待しているし、僕たちはどちらも順調な週末を送ることができればいいな」

■必ずしも相性はよくないがバランスのよさで挑戦

「ホッケンハイムはこれまでふたつの異なるレイアウトで行われてきた経緯がある。だけど、たくさんの歴史を有しているし、ファンもあそこでのレースを愛している。僕たちのクルマは強いブレーキングが必要とされるようなところでは強さが発揮できる。だけど、長くて高速のコーナーや高速となるストレートがあるにもかかわらず、それはハンガリーのときほど必要とされるものではないんだ」

「僕たちは難しい週末になるだろうと予想している。ここではストレートでのスピードが高いクルマが有利だからね。だけど、僕たちにどういうことができるか様子を見て行くことにしよう。MP4-31(2016年型車)はバランスがいいし、コーナー出口でのトラクションもいい。だから、1周の間にはそこでタイムを埋め合わせることができるかもしれない」

■グリップが向上すれば順位アップも

「あそこでは追い抜きが可能なところも2、3か所ある。だからストレートではDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)やスリップストリームだけに頼る必要もないし、それに挑戦するのは楽しいよ。アスファルトはスムーズだけど、週末が進むにつれてうまくラバーが乗ってくることを期待している。順位を上げるチャンスを生かすにはいいグリップが必要だからね」

「僕は昔の狂気じみたレイアウトも覚えているよ。とてつもなく長いストレートと、厄介なシケインがあったし、それによってセットアップには難しい妥協が求められた。今のレイアウトはものすごく違っているけれど、もっと接近戦が演じられるように設計されているのが分かると思うよ」

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