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マクラーレン・ホンダのバトン「来年もF1を続けるかどうか今はまだ分からない」

2016年07月26日(火)16:42 pm

現在、最年長現役F1ドライバーはフェラーリのキミ・ライコネンだ。36歳9か月のライコネンはすでに来季もフェラーリに残留することが決まっている。

そのライコネンの次に年長なのが現在36歳6か月のジェンソン・バトン(マクラーレン)だが、現役最多F1出走回数を誇るバトンのほうは、まだ来年の進路がはっきりとしていない状態だ。

■ベルギーでF1通算300戦目を迎えるバトン

ライコネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙から、フェラーリがライコネンとの契約を延長したことに驚いたかと質問されたバトンは次のように答えた。

「僕は彼の状況や背景といったものを知らないんだ。だから、いずれにしても驚いたりはしていないよ」

年齢的には最年長のライコネンだが、バトンから1年遅れでF1にデビューしており、さらに2010年と2011年にはF1を離れていたこともあって、出走回数はバトンに50レース以上も及ばない。

そして、F1公式サイトによれば先週末のハンガリーGPで298戦目のエントリーを達成したバトンは、夏休み明けのベルギーGPで通算300戦目を迎えることになる。

「300というのは長いね。それ以上レースしたのはルーベンス(バリチェロ)とミハエル(シューマッハ)だけだからね」

■来季もF1を続けたいと思うかどうか、今はまだ分からない

『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』から、バリチェロの持つ323という出走記録を更新することを目標に置いているかと質問されたバトンは次のように答えた。

「もしそうしたいと思えばだけど、問題は自分がそれを望むか望まないかなんだ。現時点では、僕にも答えは分からないな」

マクラーレンでは、2017年にはバトンに代えて控えドライバーのストフェル・バンドーンを昇格させる方向で考えているようだとのうわさが強くささやかれ続けている。だが、バトンに関してはF1デビューを飾った古巣ウィリアムズが獲得に興味を示しているとも言われている。

「来年も僕がF1に残りたいと思うとすれば、その唯一の理由はレースで勝ちを狙いにいけるかどうかなんだ。それがマクラーレンだろうがほかのチームだろうがね」

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