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【マクラーレン・ホンダ】バトン「なぜペナルティー?ペダルが床にくっついて危険だった」

2016年07月25日(月)3:17 am

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、ハンガロリンクで行われたF1ハンガリーGP決勝を振り返って次のようにコメントした。

●【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■ジェンソン・バトン「トラブルに苦しめられた1日」
決勝/リタイア
「僕にとってはいい午後にはならなかったよ。序盤にブレーキのセンサーに問題が発生してしまったんだ。それによってペダルが床にくっつきっぱなしになってしまったのさ。ああいう感触はドライバーとしては決して気持ちのいいものではないよ。ブレーキが使えなくなってしまったんだから、安全面で重大な問題だった」

「チームはまたそういうことが起きないようにするためにステアリングホイールのスイッチを切り替えるよう連絡してきた。そしてうまく解決することができた。だけど僕たちはその(無線)連絡を行ったことでペナルティーをくらってしまったんだ。僕はピットに戻ってそこで必要な情報を与えてもらうことができた。だけど、もう少し早くピットに入るべきだったと思っているよ。とは言え、すでに最後尾にいたんだからどのみち違いはなかっただろうけどね」

「僕は、ドライバーが自分たちのクルマを運転することを支援するための情報を受けてはならないということはすごくよく理解できるよ。僕たちはその仕事に自分たちだけで取り組むべきだからね。実際、僕はそういうことに挑戦するのが大好きなんだ。だけど、それが安全にかかわる場合は、事故が起きることを防ごうとしたことにまでペナルティーを科すべきではないと思うよ。今日僕たちがやったようなことにね」

「パワーユニットはものすごく複雑だし、ドライバーもそのすべてを理解することはできないんだ。そういうレギュレーションはこのレベルのスポーツに導入すべきものではないと思う。(F1は)いろんな意味において非常に優れているわけだし、これからは常識が優先されるべきだと思っているよ」

「それに、僕はメカニカルな問題も抱えてしまっていたんだ。レース中ずっとすごいアンダーステアを抱えてしまっていたし、最後にはオイル漏れが発生してリタイアすることになってしまった。(パワーユニットが)また使えるかどうかは分からない。そう願っているけれどね。でも、今それを調査しているところだよ」

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