NEXT...F1開催スケジュール

【予選速報】赤旗多発の予選でロズベルグが劇的逆転ポール マクラーレン・ホンダ勢は初の2台Q3進出/F1ハンガリーGP

2016年07月23日(土)23:22 pm

2016年F1第11戦ハンガリーGPが7月23日(土)、ハンガロリンク(全長4.381km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季4回目、通算26回目。

●【結果】F1ハンガリーGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

午前中に行われたフリー走行3回目は好天に恵まれたものの、予選は一転して大雨の中で行われることになった。予定開始時刻から20分遅れでスタートした予選Q1だが、セッション中に再び雨脚が強まったために開始5分ほどのところで赤旗中断となると、その後もマーカス・エリクソン(ザウバー)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、リオ・ハリアント(マノー)のクラッシュが発生して合計4度も赤旗中断となる事態となった。

めまぐるしく変化する状況の中で行われたQ1では、以下のドライバーが17番手以下となって敗退した。Q1で敗退した17番手以下のドライバーは以下の通り。ジョリオン・パーマー(ルノー)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、パスカル・ウェーレイン(マノー)、リオ・ハリアント(マノー)。

Q2では、天候が一気に回復し、路面コンディションも大きく変化。セッション後半はドライタイヤでの争いとなる。終盤にはいす取りゲーム的な状況となり、フェラーリのキミ・ライコネンが脱落するという波乱が起きてしまう。だが、金曜フリー走行から速さを見せていたマクラーレン・ホンダ勢は2台ともにQ3進出を果たしている。

Q2で予選を終えた6名のドライバーは次の通り。ロマン・グロージャン(ハース)、ダニール・クビアト(トロロッソ)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、エステバン・グティエレス(ハース)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)。

やはりコンディションがどんどん改善に向かう状況で行われたQ3では、序盤にハミルトンが暫定ポールタイムを刻み、アロンソも6番手につける。だが、中盤にトロロッソのカルロス・サインツがアロンソのタイムを上回り、勝負は最後のアタックラップに持ち越される。

ところが、アロンソが最後のアタックでスピンし、黄旗が振られてしまう。自己ベストの更新を狙っていたハミルトンはここでスローダウン。しかし、これでポールポジションは確定かと思われたが、ロズベルグが黄旗区間でアクセルオフしながらもその他の区間でタイムを縮め、最後の最後に逆転でポールポジションを獲得した。

2番手から10番手までの結果は次の通り。2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、7番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、8番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)。

マクラーレン・ホンダ勢は、明日の決勝をここまでの最上位スタートポジションとなる4列目から並んでスタートする。

F1ハンガリーGP予選は、明日の日本時間21時にスタートする。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック