TOYOTA GAZOO Racingにとって衝撃的な幕切れとなったル・マン24時間レースから約1か月、FIA世界耐久選手権(WEC)は第4戦ニュルブルクリンク6時間レースを迎える。TOYOTA GAZOO Racingはル・マンでの雪辱を果たすべく、もう一つのホームレースとなるニュルブルクリンクで今季初勝利を目指す。
■中嶋一貴 (TS050 HYBRID #5号車)「ル・マンでは強さを証明。士気は高まっている」
ル・マンからあまり間を空けずにレースに戻ることが出来るのは嬉しいことです。例年WECはル・マンのあと長い夏休みとなっていましたが、1か月でシリーズが再開するのは我々にとって歓迎すべき状況です。ル・マンでは我々の真の強さを証明出来たので、今週末も同様に戦えると思っています。
ニュルでのレースには、ケルンからチームの仲間が、大勢応援に駆けつけてくれます。特にあのル・マンのあとだけに、彼らに好結果をもって応えるべく、士気は高まっています。チームの仲間は、懸命な努力を続けてくれています。このレースは彼らの働きに報いる絶好のチャンスです。
■アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #5号車)「雪辱に燃えている」
ル・マンが残念な結果に終わっただけに、これまでにないほど雪辱に燃えています。ニュルブルクリンク・サーキットはとても楽しいコースで、これまでと同じように、我々のTS050 HYBRIDがここでも競争力があることを願っています。
チームのホームレースで勝利を目指し戦えることは大きな励みとなるでしょう。ケルンから応援に来てくれる多くの仲間の前でのレースは特別です。その素晴らしい雰囲気とチームスピリットは、この週末のレースに大きな力をもたらしてくれるでしょう。
■セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #5号車)「再び勝利を争える」
あのル・マンからすぐにレースに戻れるのは気分的に良いことで、ニュルブルクリンクでの第4戦をとても楽しみにしています。我々は再び勝利を争えると思っていますし、シーズンの前半戦を良い流れで締めくくるためにも好結果を目指します。
今季これまでの3戦中、2戦でレース終盤までリード出来たことは大きな自信に繋がっており、ニュルブルクリンクでも同様の好パフォーマンスを見せられると思っています。ル・マンの結果を受け入れるのが困難なのは我々全員同じですが、それはもう胸にしまい、シーズン残りのレースを見据えて戦う時期に来ています。何としても今季初勝利を狙って行きます。
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