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中嶋一貴「前半はペースが良かったが守り切れず」／スーパーフォーミュラ第3戦富士

スーパーフォーミュラ第3戦富士で、予選6番手からスタートした中嶋一貴（VANTELIN TEAM TOM'S）が2位表彰台を獲得した。

●【レース動画】スーパーフォーミュラ第3戦 富士スピードウェイ決勝レースダイジェスト

■VANTELIN TEAM TOM'S 37号車 中嶋一貴

今朝の走行から好感触で、タイムも良かったのである程度いいレースが出来るとは思っていた。グリッドは6番手だったが、スタートで2位に上がることが出来、JP（デ・オリベイラ）のミスもあって首位に立てた。前半はペースが良く、引き離すことが出来たが、最後の20周くらいは彼の方がペースが良くなり、苦しいレースだった。残り周回も少なかったので、オーバーテイクシステムも駆使し、何とか首位を守ろうと頑張ったが、守り切れず、その点は残念ではある。ただ、今シーズンはまだまともなレースが出来ておらず、前2戦はレースペースも、予選も良くなかったので、今日は満足のいくレースとは言えないが、少なくとも復調へのきっかけにはなったと思う。選手権のポイントでは皆あまり離れていないので、これが開幕戦のつもりで、これからのシーズンを戦って行きたい。