ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

終盤に逆転劇!中嶋一貴は悔しい2位、関口雄飛は初表彰台獲得 トヨタ上位独占

2016年07月18日(月)9:37 am

7月17日(日)富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦が行われ、終盤の逆転で首位に立ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季初勝利。オリベイラにかわされるまで首位を快走した中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が惜しくも2位。素晴らしいファイトで観客を沸かせた関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3位に入り、デビュー3戦目にして初表彰台を獲得した。迫力のバトルが数多く繰り広げられたレースで、トヨタエンジンはトップ7を独占した。

●【レース動画】スーパーフォーミュラ第3戦 富士スピードウェイ決勝レースダイジェスト

17日(日)は、朝方は路面が濡れていたものの、雨は降らず、昼には路面は完全ドライに。決勝レース直前のウォームアップ走行で、この週末初めて完全なドライでの走行を試すこととなった。

■スタートで順位が入れ替わる

空は雲が覆い、気温25度、路面温度27度というコンディションで午後2時に開始されたフォーメーションラップの後に、55周で行われる決勝レースのスタートが切られた。初ポールポジションを獲得したストフェル・バンドーン(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング)がスタートで失速し、1コーナーのブレーキングでオーバーラン。最前列2番手の石浦は好スタートを切ったが、TGRコーナー(第1コーナー)進入のブレーキングで速度を落としきれず、こちらはコーナー立ち上がりでオーバーラン。ここで、オリベイラが首位に浮上。3列目6番手から抜群のスタートを切った中嶋一貴が続いた。4周目の最終コーナーでオリベイラがミスした隙を突き、中嶋一貴が首位に立つと、この2台が周回毎に3位以下を引き離していった。

■セーフティーカー導入

14周目、早めのピット作戦を採っていた国本がTGRコーナー立ち上がりでスピン。セーフティカーが導入された。ここで上位勢は一斉に給油のためにピットイン。上位勢には大きな順位変動は無く、再スタート後も中嶋一貴とオリベイラが再び後続を引き離していった。

■関口とロッテラーの激しいバトル

上位2台が3位以下を引き離す一方で、早めのピットイン作戦を採り、再スタートで6位にポジションを上げていたロッテラーが猛追。前を行く関口を何度も攻めるが、関口は一歩も譲らず、激しいバトルを繰り広げた。

20周以上に渡って接近戦を繰り広げた2台は、徐々に前の車両との差も詰めていき、40周目には4台での3位争いに。46周目には、関口が前を行くストフェル・バンドーンのインをついてパス。翌周のストレートではロッテラーも関口に続いた。更に続く激しいバトルの中、48周目にバンドーンがTGRコーナーの進入でスピンからコースアウトを喫すると、後方で順位を争いながら追い上げていたロシター、カーティケヤン、石浦の3台もポジションアップ。トヨタ勢がトップ7を独占する状況となった。

■レース終盤の1コーナーでトップ中嶋一貴が抜かれる

首位争いは2秒ほどの差で推移していたが、終盤オリベイラがペースアップ。TGRコーナーでスピン車両による黄旗が振られたこともあり、2台の差は一気に詰まり、テール・トゥ・ノーズのバトルに。オーバーテイクシステムを共に使い合いながらの激しい首位争いが展開されたが、51周目のTGRコーナー進入でついにオリベイラが中嶋一貴をパスして首位を奪取。

オリベイラはそのまま逃げ切ってトップチェッカーを受け今季初勝利。昨年の富士大会以来1年ぶり、2年連続となる勝利を挙げた。中嶋一貴は2位フィニッシュ。3位には、ロッテラーの猛追を凌ぎ切り、後半のバトルで観客を湧かせた関口が入り、トップフォーミュラデビュー3戦目で初の表彰台を獲得した。

ロッテラーが4位。ロシターが5位。6位争いは最後までカーティケヤンを追っていた石浦が、ファイナルラップの最終コーナー立ち上がりで勝負を懸け、2台はほぼ並んだままフィニッシュラインを通過。僅か0.007秒差で石浦がこの勝負を制し、6位フィニッシュ。カーティケヤンが7位に入り、トヨタエンジンは「ホーム」富士でトップ7を独占。国内トップフォーミュラにおける夏の富士大会で7年連続勝利を飾ることとなった。

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