F1マクラーレン・ホンダで控えドライバーを務めるストフェル・バンドーンが、スーパーフォーミュラ初のポールポジションを獲得した。バンドーンは、金曜日に初めて富士を走ったばかりだ。
●【動画】スーパーフォーミュラ第3戦 富士スピードウェイ予選ダイジェスト
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦 富士スピードウェイ の公式予選が、富士スピードウェイ(1周:4.563km)で開催された。
■ストフェル・バンドーンが初コースで初PP
公式予選はウェットコンディションで行なわれ、金曜日に初めて富士を走ったストフェル・バンドーン(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング)が、予選Q3で1分40秒778のタイムを叩きだし、スーパーフォーミュラ参戦3戦目で初のポールポジションを獲得した。
初めての富士で、難しいコンディションの中でも結果を出すあたり、さすが昨年のGP2チャンピオンだ。そしてこの実力と適応力が、マクラーレン・ホンダでフェルナンド・アロンソの代役として出場したF1デビュー戦でいきなりの初ポイント獲得、さらに来季F1フル参戦が濃厚と見られている実力と言えるだろう。
今週もフェルナンド・アロンソとともにシルバーストーンF1合同テストに参加してきたばかりだ。
2番手は石浦 宏明(プロミュー/セルモ インギング)が0.272秒差の1分41秒050、3番手にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(イトウチュウ エネクス チーム インパル)がバンドーンから0.354秒差の1分41秒132で続いた。
決勝レーススタートは、明日7月17日(日) 14時00分から。