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フェラーリ、予選3列目に陥落、2戦連続ギアボックスペナルティーも原因は不明

2016年07月10日(日)18:51 pm

F1イギリスGP(10日決勝)で、フェラーリは予選でレッドブルに2列目を奪われ、5番手と6番手にとどまった。

■ギアボックストラブルが立て続けに発生

それだけでなく、セバスチャン・ベッテルは金曜と土曜に立て続けにギアボックストラブルに見舞われ、2戦連続での5グリッド降格ペナルティーを受けることとなった。

トラブルの原因を聞かれたベッテルは、こう話している。

「それが分かっていたら、どうにかしているよ」

「でも、クルマに根本的な問題があるからではないと思う。こういう問題は今までは起きたことがなかった。何が変化したのか早く理解する必要がある」

■メルセデスAMGとの大差の原因もつかめず

フェラーリはメルセデスAMGに対しても大きく水をあけられた。これについて聞かれると、ベッテルはこう答えた。

「いい質問だけれど、その答えは分からない。僕たちは3セクターすべてでタイムを失っている。だから、ストレートでもコーナーでも単純に彼らのほうが良いクルマだということだね」

フェラーリは改良パーツも持ち込んでいるが、ベッテルは「正しい方向に一歩前進したけれど、残念ながら十分ではなかった」と話している。

■2017年はレッドブルが最大の挑戦者になるとエクレストン

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙に次のように語った。

「今はレッドブルが主たる挑戦者だと思うね」

「2017年はレッドブルが最大の挑戦者になるだろう。F1のためにはフェラーリのほうがいいのだけれど」

フェラーリの問題は何だと思うかと聞かれると、エクレストンはこう答えた。

「セルジオ・マルキオンネ(フェラーリ会長)は素晴らしい仕事をしている。だが、彼はほかにもやることが多すぎるんだ」

「フェラーリを再び頂点に押し上げたいなら、毎日24時間、週7日間働き続けなければ。マウリツィオ・アリバベーネ(フェラーリのチーム代表)を批判しているわけじゃない。彼はマルキオンネとはタイプが違うけれど」

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