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【P3速報】ハミルトンがトップ、好調マクラーレン・ホンダはアロンソ7番手、バトン12番手/F1イギリスGP

2016年07月09日(土)19:16 pm

2016年F1第10戦イギリスGPが7月9日(土)、シルバーストン・サーキット(全長6.003km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間18時)から行われた60分のフリー走行3回目でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップに立った。

●【P3タイム結果】F1イギリスGP フリー走行P3、タイム差、周回数

モータースポーツの聖地シルバーストン上空には重い雲がたれこめている。路面は、ややウェット。メインストレートは強い追風と、ドライバーにとって難しいコンディションだ。

グリーンライトが点灯、各ドライバーはインターミディエイト(浅みぞ)を履いてインストレーションラップ(確認走行)へ。金曜のFP2(フリー走行2回目)をマシントラブルでまったく走れなかったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)もコースへと向かった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ピットに無線で「ところどころウェット、ドライ用タイヤで走行は無理」と報告。

開始15分、数台を除く全車がピットで待機中。ハミルトンはマシンを降りている。

開始18分、ロズベルグがハードタイヤで単独周回。1分42秒634、さらに1分33秒591へと縮める。次いでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がミディアムでコースへ。1分33秒863で2番手タイムをマーク。徐々にコース上が賑やかになってきた。

開始28分、ベッテルが1分33秒203でトップ浮上。2番手は100分の4秒差でロズベルグ。3番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、4番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)の3名は1分34秒台。

開始30分、ライコネンとマッサが1分33秒台に突入。開始33分、ロズベルグが1分31秒331でトップへ。これをハミルトンが1分31秒286で上回ってトップ浮上。2人ともソフトを装着している。マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが5番手、ジェンソン・バトンは9番手につけている。

残り21分、マーカス・エリクソン(ザウバー)がストウ・コーナー出口で激しいクラッシュ、赤旗。ステアリングがコラムから脱落するほどの衝撃。ドライバーは無事だが、首に大きな負担がかかったように見える。

赤旗中、雨粒が落ちてきた。事故現場ではタイヤウォールの復旧が行われるが、その間も時計の針はカウントダウンを続けている。

日本時間18時55分に走行再開。セッションの残りは5分あまりだ。各車、一斉にソフトを履いてコースへ。予選シミュレーションは、このチャンスしかない。

残り1分あまり、メルセデスAMGの2人が速い。ロズベルグ1分30秒967、続くハミルトンは1分30分904。3番手はダニエル・リカルド(レッドブル)で1分31秒488。以下4番手フェルスタッペン、5番手ベッテル、6番手ボッタス、7番手アロンソ、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9番手ライコネン、10番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。バトンは12番手。

日本時間19時、チェッカーが振られる。ベッテルが無線で「ギアボックスがおかしい」とチームに訴える。かなりまずい状況だ。

F1イギリスGP予選は、このあと日本時間21時にQ1が始まる予定。

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