2016年F1第10戦イギリスGPが7月8日(金)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で開幕。現地時間14時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。
●【タイム結果】F1イギリスGP フリー走行P2、タイム差、周回数
雲に覆われていたフリー走行1回目とは違い、明るい日差しのもとで行われたフリー走行2回目は路面温度も上昇。各ドライバーが明日の予選、明後日の決勝を見据えてタイヤの理解を深めるための走行に臨んでいく。
そんな中、フリー走行でトップタイムを刻んでいたハミルトンがこのセッションでも順当にベストタイムを刻んでみせる。だが、僚友ニコ・ロズベルグのほうはクルマにトラブルが発生。ロズベルグは1周も行うことができないままセッションを終えてしまった。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、6番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手ロマン・グロージャン(ハース)、9番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。
ロズベルグが走行できなかったことや、メルセデスエンジンを搭載するフォース・インディアの2台がこのセッションで一度も最も軟らかいソフトタイヤでの走行を行わなかったという側面はあるものの、マクラーレン・ホンダの2台がそろってトップ10内でセッションを終え、明日の予選に向けて期待を抱かせる結果となった。
F1イギリスGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。