F1オーストリアGP決勝レースの最終ラップ、2コーナーでのメルセデスAMGの同士打ちにより、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)にペナルティが科せられた。
●【ペナルティ後の正式結果】F1オーストリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■スチュワードの見解と判断
「リプレイ映像やテレメトリーデータ、豊富な証拠を基に確認したが、2コーナー手前で、カーナンバー44のハミルトンは、カーナンバー6のロズベルグより完全に前に出ていた事は明らかだった」
「そして、ハミルトンはターン2で明らかに曲がろうとしていて、衝突をして利益を得ようとしたものではなかった」
「ロズベルグはハミルトンに“レースをするためのスペース”を与えなかった。従って、ロズベルグが衝突の原因となった」
この見解により、ロズベルグにはレースタイムに10秒を追加するペナルティが科せられ、さらに2ペナルティポイントも科せられた。ロズベルグのペナルティポイントは、12ヶ月内で累計2ポイントとなった。
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●参照1:【動画】メルセデス、最終ラップ同士打ち
●参照2:【レースハイライト映像】見どころ満載のF1オーストリアGP決勝レース(参照1とは別角度の両者の争いは4:05付近から見られます)
●両者の見解:メルセデスAMG「またも1-2フィニッシュが水泡に帰す」/F1オーストリアGP決勝
●スチュワードの判断:最終ラップに衝突したニコ・ロズベルグにペナルティ
●【ペナルティ後の結果】F1オーストリアGP決勝の順位、タイム差、周回数