ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、レッドブルリンクで行われたF1オーストリアGP決勝を終え、次のようにコメントした。
●【結果】F1オーストリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ロマン・グロージャン「最後は懸命にプッシュした」
決勝/7位
「かなりいいレースだったよ。1周目はあまりよくなかったけれどね。僕はほかのクルマに押し出されてしまい、かなり順位を下げてしまったんだ。その後、僕はスーパーソフトタイヤで走り続けた。そのタイヤがすり減ってしまってからもね。僕はいいペースを維持できていたし、うまく走ることができていた。ちょうどピットストップを予定していたときにセーフティカーが入った。だからそれで少しだけ助けられたよ」
「その後、僕はバトン(マクラーレン)の後ろになってしまった。僕は彼を追いかけて追い抜こうとした。だけど、ほかのクルマを追走しオーバーテイクするのはあまりにも難しいことだった」
「最後の数周で、5秒加算ペナルティーを受けることになると聞かされたんだ。だから後ろのクルマとの差を広げなくてはならなかった。僕は毎周100%の力で懸命に攻め続けたし、それはかなり楽しかった。だけど同時にストレスも大きかったよ。リタイアはしたくなかったからね。結局、ペレスがリタイアしてくれたから、それで助けられたよ」
■エステバン・グティエレス「戦えるクルマだった」
決勝/11位
「スタートからすごく難しいレースだった。アンチストールモードに入ってしまい、それで大きく順位を下げてしまったんだ。その後はばん回しようとベストを尽くしてずっと順位を上げるために戦ったし、計画していたのとは違う戦略をとったんだ」
「結局のところ、ペースはかなりよかった。順位も取り戻すことができていたし、いい調子を維持できていた。だけどグリップには苦しめられたよ。最終的に11位で、ポイント獲得まであとわずかのところだった。それは喜べることではないけれど、少なくともこのクルマでずっと戦い続けることができた。次のレースに焦点を合わせて頑張り続けるよ」