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フェラーリ「ライコネン表彰台もベッテルに謎のタイヤバースト」/F1オーストリアGP決勝

2016年07月04日(月)2:25 am

フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが、レッドブルリンクで行われたF1オーストリアGP決勝を終え、次のようにコメントした。

●【結果】F1オーストリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■キミ・ライコネン「速さはあったが不十分だった」
決勝/3位
「楽な1日ではなかったけれどベストを尽くしたよ。3位はまずまずの結果だけど、こういう終わり方にはちょっとがっかりしている。レースの最初の部分を考えれば、チームとしてここでもっといい結果を残せるだろうと期待していたからね」

「最初のころはメルセデスAMGにも少しついていくことができるだけのスピードもあった。ところがピットストップ後にばん回するのが難しくなってしまったんだ。リカルド(レッドブル)を追い抜こうとして貴重な時間を失ってしまったよ。僕は何度も彼に接近したんだけれど、ターン2の立ち上がりでの加速力が失われてしまったんだ」

「彼を追い抜いてからはすごくいいスピードもあったし、ハンドリングにもすごく満足できていた。レースの最後のほうではマックス(フェルスタッペン/レッドブル)を追い抜くこともできると思っていた。だけどコース上で黄旗が振られてしまってそうすることができなかった」

「ハンドリングとスピードに関しては、今日はクルマの性能を最大限に発揮することができた。だけどそれでは不十分だった。僕たちは2台とも表彰台に上りたいと思っていたからね。シルバーストン(イギリスGP/10日決勝)ではもっと順調な週末になっていい結果が得られることを期待しているよ」

■セバスチャン・ベッテル「タイヤバースとの原因は謎」
決勝/3位
「リアタイヤがおかしくなったときだけど、僕は何も感じていなかったんだ。というか、おかしいと感じたときには遅すぎたし、突然破裂してしまったよ。その前には何の兆候もなかったし、何もおかしなことはなかったんだ。ピットウォールでみんなと話をしたけれど、すべて同じように見えた。ペースは1週前と同じだったし、タイヤの感触もよかった。そしてラップタイムも悪くなかったんだ。なぜタイヤがああなってしまったのか、本当に謎だよ」

「もちろん、あのとき考えていたのはあのタイヤセットでできる限り長く走ることだったし、その考えに基づいてレースを組み立てることだった。だけど、あれがアグレッシブな作戦だったとは思っていないよ。多くのドライバーたちが同じタイヤで僕よりも長く走っていたんだからね。まだレースもたくさん残っているとは言え、完走できないんじゃ状況は悪くなる一方だ」

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