元F1ドライバーのジャン・アレジは、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)にとって先週末に行われたF1ヨーロッパGPはいい教訓になったはずだと考えている。
●【結果】F1ヨーロッパGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
ハミルトンは、アゼルバイジャンでの初レースに臨むにあたって、その舞台となるバクー市街地サーキットはモナコと同じような格のサーキットではないと語っていた。
アレジはそのことに言及しながら、次のように語った。
「ルイス・ハミルトンは謙虚であることの大切さを学んだのだ」
「現在のメルセデスAMGのような優れたクルマを手にしているときは、わなにもはまりやすいものなんだ」
「私は、ルイスがいくらか謙虚な気持ちを抱いて家に帰ることになると思っているよ。ああいう難しいサーキットに対してはもっと真剣に取り組む必要があるのだからね」
フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』にそう語ったアレジは、次のように付け加えた。
「3回目のフリー走行を終えたら、彼の速さが消えうせてしまった。私は、ドライバーにはときどきこういう冷たいシャワーを浴びることが必要だと思っているよ」