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アロンソをマクラーレン・ホンダと契約させたのは失敗だったとブリアトーレ

2016年06月21日(火)18:27 pm

かつてベネトンとルノーでチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレが、フェルナンド・アロンソをマクラーレン・ホンダに移籍させたのは自分の失敗だったかもしれないと語った。

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2005年と2006年にルノーでF1タイトルを獲得したアロンソだが、当時チーム代表を務めていたブリアトーレとは今もドライバーとそのマネジャーという関係が続いている。

■アロンソが最も愛したのはフェラーリ

66歳のブリアトーレは、イタリア放送協会のラジオ番組に対し、アロンソは2010年から2014年までの5年間をフェラーリで過ごしたことを後悔はしていないと語り、次のように続けた。

「私は、彼(アロンソ)が最も愛したチームはフェラーリだったと思っている」

「だが、あまりにも多くの者がいろんなことを言った時があり、それは耐えられるものではなかった。(フェラーリの)首脳陣が悪かったのではなく、まずかったのはゴシップだったんだ」

「彼は成功できていなかったことに関して批判を受けていた。だが、その時のクルマは2列目に付くことさえできないしろものだった。それでも、彼はそのクルマで2列目を確保していたんだ」

「彼は(2010年の)アブダビでF1チャンピオンになれていたはずなんだ。もしチームが正しい戦略をとっていさえすればね」

■今のアロンソは「ぜいたくな引退」状態

最終的に、2014年シーズン末に翌年からマクラーレン・ホンダへ移籍する決断を行ったアロンソとブリアトーレだったが、移籍2年目を迎えた今もまだ中団グループでの戦いを余儀なくされているアロンソの現状は「ぜいたくな引退」だとブリアトーレは続けた。

「いつか、ある記者がアロンソはまた勝てるようになるかと質問した時、みんな笑っていたよ」

「アロンソはマクラーレンと重要な契約を結んでいる。それは、ホンダが今よりももっと早く競争力を示すようになるだろうと私が考えたからだ」

そう述べたブリアトーレは、次のように付け加えた。

「あれは少々私のミスだったかもしれない。彼に契約するよう助言したからね。私はマクラーレンならすぐに状況を正すことができると考えていたんだ。結果を見れば、言えることはあまりないよ」

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