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【ル・マン24h】中嶋一貴「来年こそトロフィーを獲得する」

2016年06月20日(月)12:18 pm

「ノーパワー!」

トップを快走していた5号車の中嶋一貴から入った無線に、世界中の誰もが耳を疑った。優勝まであと5分の悲劇だった。

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23時間57分が終了し、チェッカーまであと3分というところで、大勢のファンと仲間が見守るホームストレートでマシンが止まってしまい、その横をポルシェ2号車が駆け抜けていく。

なんとか動き出した中嶋一貴の5号車だが、速度は出ない。ル・マンの規定では、1位にチェッカーフラッグが振られてから6分以内に戻ってこなければ「失格」というルールがある。中嶋はなんとか戻ってきたものの、結果は失格というあまりにも残酷なル・マン24時間の結末だった。

中嶋一貴は、前向きなコメントを出しているが、チームメートの落胆ぶりは痛いほど伝わってくる。

■中嶋一貴(TS050 HYBRID #5号車)
「まず、チームの皆に有り難うと言いたいと思います。TS050 HYBRIDは運転しやすく、すべては上手く行っていました」

「レースの終盤、僅か20秒後ろをポルシェ#2号車が追い上げて来ましたが、上手くペースを作ることが出来、心配はしていませんでした」

「しかし、2周を残したところで万事休す。トロフィーを手にすることが出来なくなりました」

「最終周に、私がTS050 HYBRIDで走リ出すとマーシャルやファンはとても暖かく迎えてくれて、感情が高ぶるのを覚えました。来年こそトロフィーを獲得しに帰って来ます」

■アンソニー・デビッドソン(TS050 HYBRID #5号車)
「困難なレースでしたが、こんな終わり方になるとは思いもしませんでした。映画の脚本だとしても、こうは書けないと思います。結果を受け入れるのは、とても辛いものでしたが、強くなって帰って来るしかないと思います」

■セバスチャン・ブエミ(TS050 HYBRID #5号車)
「今日の状況を的確に表す言葉は見つけられません」

「我々はレースをコントロール出来ていましたし、勝利は目前でした。ル・マンは最も重要なレースだからこそ、こういう結果になるとは、受け入れられるものではありませんでした。完璧な準備をして来てこの結果ですから、チームはとても落ち込んでいますが、我々は来年の勝利に向けてスタートを切らなければなりません」

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