2016年F1第8戦ヨーロッパGP決勝を終え、ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスは、次のようにコメントした。
●【タイム結果】F1ヨーロッパGP 決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ロマン・グロージャン「こんな順位が欲しいわけじゃない」
決勝/13位
「レース序盤はマシンの調子がすごく良かった。すべて順調だった。その後、後輪にグレーニング(ささくれ)が発生して、ピットでソフト・タイヤに交換せざるを得なかった。ほんとうは、それで最後まで行く計画だった。ところが、あまりに多くのゴミがラジエーターの開口部に詰まってしまい、もういちどピットに入って作業をしてもらう他なかった」
「あの余計ないちどのストップが出鼻をくじいたんだ。だって、ミディアムを履けって言うんだよ。手持ちのソフトが無くなっちゃったんだ。ベストは尽くしたけれど、こんな順位が欲しいわけじゃない」
■エステバン・グティエレス「スタートでマシン前方にダメージ」
決勝/16位
「冴えない一日だった。スタートでマシン前方にダメージを負い、その後は、少しでも盛り返そうと力の限りがんばった。でも、上位を脅かす速さに恵まれないな。前を追い越して順位を挽回しようにも、何をしたらよいやら。ほんとうに苦しかったよ」
「今は次のレース(第9戦オーストリアGP)に集中し、前向きな姿勢を保たなければ。これで良いはずがない。プッシュを続けて、オーストリアこそマシンの実力をフルに発揮できるよう、すべての効率を上げなければならない」