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バクーの安全性を懸念する声に批判的なハミルトン

2016年06月18日(土)18:44 pm

F1ヨーロッパGP(19日決勝)の安全性を懸念する声もあるが、それに反論するドライバーもいる。

F1初開催となるアゼルバイジャンの首都バクーで、ヨーロッパGPが開幕。ジェンソン・バトン(マクラーレン)やニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)らは、開幕前の16日(木)に、コースの安全性に対する懸念を示していた。

しかし、こうした態度にルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は批判的だ。

「ああいうドライバーは、ほんとにグチグチ言うよ。ほんと、いろんなことに対してね」

これに対して、チームメートのロズベルグは反論している。

「さっき彼がミーティングで言っていたことは、少し違う感じだったよ。ちょっと危ないっていう側についていた」

ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)も、サーキットにはまったく不満はないという立場だ。

「ドライバーに必要なのは限界で攻めることだと僕は信じている。安全性が十分じゃないと思う人は、コーナーの手前で減速すればいい。誰もそれを止めたりしない」

「僕は何の問題も感じないね」

■縁石の問題はひとまず解決

しかし、ヨーロッパGP初日には問題も発生した。縁石を固定していたボルトが浮き上がり、タイヤをカットしていたのだ。そのため、サポートレースのGP2の予選を急きょ延期して、縁石の修復が行われた。

FIAのF1競技委員長であるチャーリー・ホワイティングが次のように話したと『Express(エクスプレス)』紙は伝えている。

「何もかもが初めてのことだ」

「彼らは最善の努力をしている。ただ、少々手を入れる必要があっただけだ」

問題となった縁石は夜の間に取り外され、必要な修復も行われた。

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