初開催となるアゼルバイジャンでのF1ヨーロッパGP(19日決勝)を前に、人権問題が取りざたされている。
●【タイム結果】F1ヨーロッパGP フリー走行P1、タイム差、周回数
アゼルバイジャンの人権状況には批判も多く、そこでのF1開催には人権団体から懸念の声も出ている。
しかし、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、そうした質問にも悪びれたそぶりを見せず、皮肉で答えた。
「われわれは世界一素晴らしい場所、北米をあとにしたばかりだ」
「だが、ここと比べたらケツの穴みたいなものだ、そうは思わないかね?」
ヨーロッパGPのアンバサダーを務めるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、アンバサダーを引き受けるにあたって政治的状況について考えたかと聞かれ、次のように答えた。
「レースする場所や施設に関して、僕たちはFIAを完全に信頼している」
「ここでレースするのは、彼らにとってすべて問題ないからだ。だから僕たちにとっても問題はないよ」