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【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「さまざまな要素を持つサーキット」/ヨーロッパGPプレビュー

2016年06月15日(水)17:31 pm

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、バクー市街地サーキットで行われるF1ヨーロッパGP(19日決勝)に向けて意気込みを語った。

【動画】世界遺産を駆け抜ける、バクー市街地コースでの初テスト走行のオンボードカメラ映像

■フェルナンド・アロンソ「パワーユニットやシャシーの負担は大きくなる」
「金曜日に初めてバクーのサーキットで走るのが本当に楽しみだ。幸運なことに僕はバクーのアンバサダーとしてすでに新サーキットについての詳細な計画を目にすることができていたし、これまで数か月にわたって実際にここを訪れていた。コースレイアウトは、接近戦が見られる狭くて細いコースがある市街地サーキットと、高速で確実に追い抜きチャンスもある伝統的なサーキットがうまく組み合わされた本当に印象的なものになっているんだ」

「このサーキットは二つの世界が素晴らしい形でミックスされているし、これまでの市街地サーキットの中では最速だ。ここでの挑戦にワクワクしているし、こういう種類のコンディションにおいてどんなことが可能なのかが楽しみだ。すべてにおいて未知数の部分があるからね。シミュレーターではすでにこのコースを走ったことがあるけれど、独特な部分がたくさんあるのは確かだよ。新しく施された舗装道路のすぐそばにある中世の壁、反時計回りのコーナー、最小限のランオフといったものがね。つまり、ドラマが起こり、ワクワクするようなレースになるだろうと予感させるような材料がすべてそろっているって感じだよ」

「過去数か月にわたって完成が近づいたバクーでの準備作業を見てきたけれど、主催者が多くの計画と資産をサーキット周辺の構造物のためにつぎこんだのは明らかだ。そしてこの地域において非常に重要なイベントになるのは間違いない。ずっと前からこのグランプリを楽しみにしてきたファンも大勢いる。だから、彼らの前でレースをするのが楽しみだし、僕たちがこれまでに訪れたことがなかった地の観客たちにいいショーを見せたいと思う」

「カナダでのレース週末は比較的うまくスタートできていた。だけどレースでは強いチームにはついていけなかった。低い気温によってタイヤの熱を保つことが難しくてタイヤがうまく力を発揮してくれなかったんだ。それで前を行くドライバーたちに付いていくのが難しくなってしまっていた。バクーもいくつかの特性が(モントリオールと)似ているし、市街地コースとは言ってもパワーユニットとシャシーにとってはかなり厳しいはずだ。だけど、いつもように今週末も攻撃的に行くつもりだし、それぞれのセッションでさらに改善できるように頑張り続けるよ」

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