F1カナダGP決勝レース、ジャンプスタートでトップに躍り出てから前半をリードしていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、自分が負けたのは「カモメのカップルのせいだ」と冗談めかしている。
●追加:【爆笑映像】ハミルトンの取材に乱入したベッテル「負けたのはカモメのせい!」の映像
「ルイスにはもう話したんだけど、どうしても言っておかないと。2羽のカモメがいたんだよ。自殺願望のあるカップルだったんだ!」
「1コーナーに居たから思わずラインを外したんだよ。ルイスはまったく気を使わないからね、0.5秒も大きく縮められたよ。僕は2羽のカモメに永遠にさようならを言いたくなかったから避けたのに、ルイスが来たら彼らは考えを変えて飛び立ったんだ!フェアじゃないよね。僕は動物のためにブレーキを踏んだのに、ルイスは踏まなかったんだ!」
ベッテルは気が収まらず、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』のインタビュー中に乱入し、「彼は動物のためにブレーキングしないんだ!こらしめてやってよ」と訴える。
「僕はレーシングドライバーだからね、負けた言い訳を探さないと気が済まないんだ!1コーナーにカモメのカップルがのんびりしてて・・・」
これに対して、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)も笑いながら言い返す。「計画通りだね!僕は動物と仲良しなんだ、知ってた?ドクター・ドリトルのようにね。僕はカモメたちにそこに居るようにって言っておいたんだよ」
『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』が動物の映像を見つけると、ベッテルは「ほら、2羽のカモメだよ!僕はコーナー先を見ていたからタイヤをロックさせちゃったんだよ。動物には優しくしないとね。正直なところ、僕はいい人だからね」
「のんびりしていたカモメたちには本当にイライラするよ...赤い車が時速100マイル以上で走ってくるのに、カモメのカップルはそこに居たんだから!」