ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1カナダGP決勝を終え、次のようにコメントした。
●【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ロマン・グロージャン「ポイントを取る可能性もあった」
決勝/14位
「ポイント圏内からそれほど遠い位置ではなかった。11番手あたりまでは順位を上げていたし、ハードに戦うためにやれることはすべてやっていた。でも、その後フロントウイングを失ってしまった。そのための3回目のピットストップでそれまでの努力が無駄になってしまったのは確かだ」
「あの問題を解決するために、もっと深く調査をする必要があるね。ほかにも改善できる部分がたくさんある。僕たちが頑張れば頑張るほどクルマの理解も進むし、いいことだって増えるはずだ」
「カナダまでやってきて1ポイントも取れなかったのは残念だ。次のレースではまた一歩前進できると確信しているし、もっと学んでいけば、いい成績もついてくるはずだよ」
■エステバン・グティエレス「氷の上を走っているみたいだった」
決勝/13位
「楽なレースではなかったよ。タイヤをうまく機能させることに苦しんでいたし、各スティントの終わりころにはタイヤの温度を保つのが難しくなっていた。そしていったん温度が失われてしまうとクルマは滑り始めるようになって、まるで氷の上を走っているみたいだったよ」
「今週末は気温が上がらないことですごく厳しいレースになるだろうと分かっていた。だけど、これからタイヤをうまく機能させて楽なレースをするためにどういう手段が考えられるか、きちんと分析を行うことが必要だね」
「僕は体調がよくなかったからレースもあまり楽しめなかった。だけど今週末も終わったし、もう次のバクー(ヨーロッパGP/19日決勝)を楽しみにしているよ」