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フェラーリ「ベッテルが上海以来の2位表彰台」/カナダGP決勝

2016年06月13日(月)8:08 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1カナダGP決勝を終え、次のようにコメントした。

●【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■セバスチャン・ベッテル「いまさら戦略を批判しても仕方ない」
決勝/2位
「今日は素晴らしいレースだったし、すべての周回を楽しむことができた。ただ、トロフィーが一番大きくないのが残念だけどね」

「戦略に関してチームを批判する理由なんて何もないよ。最初にピットに入ったときは、そのほうが速いはずだと考えていたんだ。だから僕もよろこんで入ったよ。僕たちはタイヤがあれほど長持ちしないだろうと考えていたんだ。だけど、そうではなかった。いいニュースは、クルマがうまく機能していることだ。普通の土曜日を送ることができたし、それによって素晴らしいレースをすることができた」

「スタートは完ぺきだったよ。シグナルが消えるのにうまく反応できたし、僕はほかのドライバーたちのことは見ずに、自分のことだけに集中していたんだ。その結果、うまいスタートが切れてターン1に差し掛かるころには先頭に立てていた。先頭に出られてすごくうれしかったし、そこからはうまく攻めていた。最終コーナーではちょっと攻め過ぎてしまったけれどね」

「もちろん、1周あたりあとコンマ1秒か2秒、あるいはコンマ3秒か7秒縮めることができればさらにうれしいと思うよ。だけど今日は素晴らしいレースができたと思うし、戦略に関して批判すべきでないと思う。僕の意見だけど、戦略に関しては僕たちには最高の人材がいるわけだからね」

「クルマが進歩したことは分かっているし、もっと可能性を秘めていることも分かっている。そして、まだ本来望んだところにまでは来ていないということもね。僕たちは勝ちたいがために自分たち自身にすごく大きなプレッシャーをかけてしまっているように思うんだ。僕たちはチームとしてここへやってきて、最善を尽くした。今週末は僕たちもかなり接近できていたし、来週もまた力を示したいと思う」

■キミ・ライコネン「タイヤに苦しめられた」
決勝/6位
「楽な週末ではなかった。最高のレースをしようと試みたけれど、当然ながら、満足できる結果ではなかったよ」

「サーキットの特定の部分ではクルマの挙動もかなりよかったんだ。だけど、ほかの個所や、気温が低いコンディションではタイヤに苦しめられてしまったよ。自由にプッシュできていたときは感触もよかった。だけど燃料をセーブするためにスピードを下げなければならなくなったら、タイヤの温度が下がり始めてしまった。タイヤは一度冷めてしまうと、またうまく機能させられるように持って行くのが難しかったよ。レースを通じてほとんどそういう感じで推移してしまったよ」

「来週末にどういう期待が持てるかなんて分からない。僕はバクー市街地コースのレイアウトをシミュレーターで経験しただけだからね。だけど絶対難しいサーキットだろうね。新しい場所へ行けるのはうれしいよ」

●【動画】F1カナダGP決勝レースハイライト映像

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