今年のル・マン24時間レースは、アゼルバイジャンで初開催となるF1ヨーロッパGP(19日決勝)と同日開催だ。
■「必ずル・マンに戻る」とヒュルケンベルグ
昨年は、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)がポルシェからル・マンに出走し、見事優勝を飾った。しかし、今年は出走してタイトルを防衛することはできない。
ル・マンをテレビなどで見るかとF1カナダGPで聞かれると、ヒュルケンベルグはこう答えた。
「もちろんだよ。予選やミーティングが全部終わったら、テレビかインターネットで展開を見られるか試すつもりだ」
タイトル防衛ができないのは奇妙な気分ではないかと聞かれると、ヒュルケンベルグは「実は違う」と答えた。
「常にはっきり言ってきたように、F1こそ僕の一番の情熱であり、仕事だ。今年はたまたまル・マンができないというだけ。でも将来は、必ずル・マンに戻るつもりだよ」
■将来のル・マン出走を目指し奔走するアロンソ
ル・マン出走を目指すF1ドライバーはほかにもいる。マクラーレンのフェルナンド・アロンソだ。
ル・マンで最多の9勝を飾っているトム・クリステンセンは、アロンソのル・マンに対する思いをスペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に語っている。
「2年前にル・マンで彼を見た。このレースに大きな情熱を抱いている」
「彼が大勢の人とこの件について話しているのを僕は知っている。マーク・ウェバーもその1人だ」
「彼が将来このレースをやりたいと情熱を燃やしているのが分かるよ」