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【予選速報】フェラーリが意地の3番手 マクラーレン・ホンダ3連連続Q3進出/F1カナダGP

2016年06月12日(日)3:24 am

2016年F1第7戦カナダGPが6月11日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(全長4.361km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間12日2時)から行われた予選でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。今季4回目、通算53回目。

●【タイム結果】F1カナダGP 予選、タイム差、周回数

Q1では、上位チーム勢がウルトラソフトタイヤで着実にタイムを刻んでいく。そうした中、フォース・インディアの2台のみスーパーソフトで走行を開始。セルジオ・ペレスは終盤にウルトラソフトに履き替えるが、ニコ・ヒュルケンベルグはスーパーソフトで8番手タイムをマークしてQ2進出を決めた。

結局、Q1ではいつものようにルノー、ザウバー、マノーが姿を消し、フリー走行3回目にクラッシュを演じたルノーのケビン・マグヌッセンは予選に出走できずに終わっている。

Q1で脱落した6名のドライバーは次の通り。17番手ジョリオン・パーマー(ルノー)、18番手パスカル・ウェーレイン(マノー)、19番手マーカス・エリクソン(ザウバー)、20番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、21番手リオ・ハリアント(マノー)、22番手ケビン・マグヌッセン(ルノー/ノータイム)。

Q2では、セッション序盤にトロロッソのカルロス・サインツが “チャンピオンの壁”と呼ばれる最終コーナーの壁につかまり、赤旗中断となるハプニングが発生。セッション終盤にアタックを行ったマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンはヘアピンでタイヤをロックさせてしまい、惜しくもQ3進出を逃す。しかし、フェルナンド・アロンソは10番手に入り、3戦連続でのQ3進出を確定させた。

Q2で脱落した6名のドライバーは次の通り。11番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、12番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、13番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、14番手エステバン・グティエレス(ハース)、15番手ロマン・グロージャン(ハース)、16番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

Q3では、まずはメルセデスAMGの2台が速さを見せる。ハミルトンが暫定ポールタイムを出し、ロズベルグが2番手につける。モナコGPをクラッシュで終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が暫定3番手、ベッテルが暫定4番手タイムを刻む。

新品タイヤに履き替えての最後のアタックで、ベッテルが意地を見せレッドブルを上回る3番手に浮上。ダニエル・リカルド(レッドブル)も最後にフェルスタッペンの上4番手に上がる。結局ロズベルグはハミルトンのタイムを更新することはできず、ハミルトンがカナダGPでの通算5回目のポールポジションに輝いた。

2番手から10番手までの結果は次の通り。2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

マクラーレン・ホンダ勢は、アロンソが3戦連続で予選トップ10入りを果たすも、ジェンソン・バトンは12番手だった。

F1カナダGP決勝は、日本時間で明日13日(月)の3時から始まる。

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