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ロズベルグの契約交渉、争点は複数年契約か

2016年06月11日(土)16:59 pm

ニコ・ロズベルグとメルセデスAMGの契約交渉について、その争点がF1カナダGP(12日決勝)を前に明らかになった。

ロズベルグの契約は今シーズンで切れるが、双方に契約延長の意志は示している。そのため、交渉の争点は報酬アップのみと見られていた。

しかし、ロズベルグの交渉代理人を務める元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、争点は「報酬ではない。ほかのことだ」と話している。

ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、交渉の争点になっているのは、メルセデスAMGが育成してきた若手のパスカル・ウェーレイン(マノー)の昇格を望んでいるかどうかだと伝えている。

メルセデスAMGはウェーレインの昇格を視野に、ロズベルグとは1年の契約延長を望んでいるのに対して、30歳のロズベルグは3年契約を望んでいるというのだ。

ベルガーは次のように話す。

「彼ら(メルセデスAMG)が取ろうとしている将来戦略に関して、われわれとの合意が必要だ。彼らが合意すれば、そのときはわれわれも交渉ができる」

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