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レッドブル、新ショートノーズと戦略ミス防止策でカナダGPに挑む

2016年06月10日(金)20:51 pm

レッドブルは、F1カナダGP(12日決勝)に新しいショートノーズを持ち込んでいる。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、あるチームのショートノーズがFIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストを最近通過したと伝え、フェラーリかもしれないと予想していたが、実はレッドブルだったことが分かった。

新しいノーズは従来より1.5センチ短くなり、メルセデスAMGと同じ最低条件の85センチにまで縮めたと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は伝えている。

■戦略ミスを減らす対策を講じたレッドブル

それだけでなく、レッドブルはピット戦略のミスを回避するため、戦略ソフトウェアの変更も行ったという。第5戦スペインGPと第6戦モナコGPでは、ダニエル・リカルド(レッドブル)がピット戦略のミスで優勝を逃した。

モナコGPではタイヤの用意が間に合わないという痛恨のミスがあったが、それだけでなく、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)より1回多くタイヤ交換をしたこともチームは重く見ている。

レース後はチームに腹を立てていたリカルドだが、9日(木)に次のように語った。

「どう水に流すかより重要なのは、再発をどうやって防ぐかだ」

「彼らが真剣に受け止めているのは分かっていたけれど、同じ状況になっても再発はしないと保証してくれた。それこそ僕が必要としていたものだし、聞きたかったことだ」

■エンジンの真価が問われるサーキット

モナコGPではリカルドしか新型のルノーエンジンを使用できなかったが、カナダGPではチームメートのマックス・フェルスタッペンにも新型エンジンが供給される。ジル・ビルヌーブ・サーキットの長いストレートでその真価があらわになるはずだ。

リカルドの言葉を『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。

「このレースは、残りのシーズンについて教えてくれるだろう」

「ここで競争力があれば、僕たちはどこでも戦える」

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