マクラーレンのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、F1カナダGP(12日決勝)でパワーユニットの改良が功を奏すと期待している。
ホンダはカナダGPに開発トークンを使って改良を施したターボを持ち込んだ。ターボの改良について、アロンソは次のように説明している。
「新しいターボで、回生エネルギーをより効率的に使えるようになるはずだ」
「パワーそのものが上がるわけではないけれど、レース中は、より大きな回生エネルギーを使えるのが重要な状況もある」
「これによって燃費も向上するだろう」
■新燃料で0.1秒スピードアップ
また、チームの燃料サプライヤーであるエクソンモービルが用意した新しい燃料で、さらに0.1秒の向上が期待されている。
ジェンソン・バトンは、9日(木)の記者会見で次のように語っている。
「ここは僕たちのクルマに合ったサーキットではないと思うかもしれないけれど、問題ないだろう。いくつか改良があるから、それが助けになるはず。大きなものではないけれど、助けにはなる」
「僕たちのクルマはすごく効率的だ。エクソンモービルは、ホンダと共に懸命に燃料に取り組んできた。ここには改良も持ち込んでいて、その分野で助けになるはずだ」