マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、2017年はいろんな意味で「重要な年」になるだろうと語った。
■2017年はさまざまな意味で転機となる
2017年には新たに導入されるルールによってF1カーが今よりもスピードアップし、より激しい攻防が繰り広げられることになるだろうと言われている。
だが、アロンソは今週、もしそのクルマでのドライビングが楽しめるものでなければ、ル・マン24時間などほかのカテゴリーに目を向けることになるだろうと語ったことが報じられていた。
アロンソはさらに、ブラジルの『UOL Esporte(ウニヴェルソ・オンライン・エスポルチ)』に次のように語った。
「来年はすごく重要な年になるだろうね」
「マクラーレンにとって、この(マクラーレン・ホンダ)プロジェクトにとって、そしてF1にとっても非常に重要な年になるのは間違いないよ。F1ではここ数年にわたってよくない流れに陥っているからね」
「エンジンが変わったし、テレビの契約も変わってしまった。今ではテレビから入る収入は増えたけれど、視聴者は減ってしまっている。クルマの音も小さくなってしまったしね」
「だから、来年はすごく重要な年になるよ。それは僕にとっても同じさ」
■F1引退後の目標は結婚?
2005年と2006年にF1タイトルを獲得したものの、その後10年にわたってタイトルから見放されているアロンソもすでに34歳だ。そして現在のマクラーレンとの契約も2017年で満期を迎えることになる。
「僕はマクラーレンと契約を結んでいる。だからクルマがどうなるかを確かめたいと思う。ドライバーの目から見てクルマがどれほど魅力のあるものかをね。そのうえで僕は自分の将来について決断を下すことになるだろう」
そう語ったアロンソだが、F1引退後には身を固めることを考えていることも示唆し、次のように語っている。
「まじめな話、家庭を持つというのはいいものだろうね。いい女性を見つけることが、F1を去った後の僕の最大の目標になるんじゃないかな」