メルセデスAMG「自分たちの強さが発揮できるはず」／カナダGPプレビュー
メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1カナダGP（現地時間12日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ルイス・ハミルトン「カナダでまた輝きを見せたい」
「F1で44回目の優勝を遂げたなんてまだ信じられない気持ちだよ。ここに到達することができたのは僕のキャリアを通じてたくさんの人たちが懸命に取り組んでくれたおかげだ。僕と家族にとっては特別な区切りとなるものだよ」
「今季は楽なスタートにはなっていなかったけれど、僕とクルマを支えてくれたメカニックたちには本当に感謝している。厳しい走行の後で一番上に返り咲くことができたのは素晴らしい気分だったし、彼らにとっても大きな自信につながることを期待しているよ。彼らはシーズンを通じて素晴らしい仕事をしてくれていたからね。とは言え、まだこの先も長いけれどね」
「序盤の6レースを見て分かることは、何が起きても不思議ではないし、振り子の動きのようにどちら側にも起きるということだ。僕たちは最高のチームだ。だけどライバルたちからのプレッシャーはこれまでになく強くなっている。だから僕たちも頑張り続け、どんな弱点も克服していくことが重要なんだ。僕は以前同様に強いし、これからもそうだということを証明して見せた。だから次の章へ進むことを楽しみにしている」
「モントリオールは僕にとってはいいサーキットだった。だから初めてあそこに行ったときと同じように僕が輝きを見せることができることを期待している。あの素晴らしい雰囲気の街でね」
■ニコ・ロズベルグ「レッドブルの調子に注目」
「今シーズンは素晴らしいスタートを切ることができたけれど、そのうち難しいレースが訪れるだろうと考えていたし、それに備えていたよ。それには経験が役立っている。前回のグランプリで、僕の悪運がすべて尽きたことを期待したいね。そしてこれからはまた調子を上げていきたい」
「僕はまずスポンサーイベントのためにボストンに行き、そこからカナダへと向かうんだ。素晴らしいサーキットだし、きっと僕たちのクルマもあそこでは素晴らしいはずさ」
「今回はレッドブルがどういう調子を示すかということも興味深いね。また僕たちのほうが彼らより少し前に出られることを期待しているし、どうなるか様子を見よう」
