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【マクラーレン・ホンダ】バトン「恐れる必要などない」/カナダGPプレビュー

2016年06月06日(月)20:32 pm

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1カナダGP(現地時間12日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジェンソン・バトン「天候によるサプライズを期待」
「ここはカレンダーの中でも最速レベルのサーキットだ。パワーが非常に重要になる。僕たちのシャシーの強みのひとつは激しくブレーキをかけたときの安定性だ。だからこういうサーキットに向けても恐れたり、しり込みしたりする必要はないよ」

「僕たちはかなりの勢いで開発を進めているし、目に触れないところではパッケージ全体のパフォーマンスをコンスタントに改善するために多くの作業が行われている。だからカナダでどれほどのパフォーマンスを示すことができるかワクワクしているんだ。モナコに比べるとサーキット特性はかなり難しいけれどね」

「僕がこのサーキットを大好きだということは誰もが知っていることだ。僕にとって最高レベルのレースができた場所だからね。2011年のレースはその中でも特にお気に入りだよ。本物のレーサーのためのサーキットなんだ。クルマには厳しいし、ドライバーにも厳しい。たとえ天候がどうあれ、常にものすごいレースになる。ウォール・オブ・チャンピオンズ(王者の壁/最終シケイン)を無傷で切り抜け、最終コーナーを立ち上がれたときには達成感があるよ。日曜日にはそれを70回味わえるようにしたいね」

「カナダはF1カレンダーの中でも間違いなく伝統の1戦だよ。街は素晴らしいし、毎年あそこに行くのが楽しみなんだ。街全体が信じられないほど歓迎してくれるし、よそではないようなにぎわいがある。モントリオールの雰囲気は本当に独特なんだ。天候によるコンディション、高い壁、狭いコース幅、滑りやすい路面などによってレースは常に予測不能だし、本当の男かどうかが試されるんだ」

「モナコは僕にとって第二のホームでもあるし、あのレース週末は本当にあわただしいんだ。だからカナダへ向かうのはまったく違う感覚だよ。あそこのリラックスした雰囲気が楽しみだ。モナコではいい信頼性を示すことができた。そしてフェルナンド(アロンソ)も僕も、かなりひどいコンディションの中で完走することができた。今週末も天候が少しばかりサプライズを提供してくれ、僕たちが活路を見いだせることを期待しているよ」

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