ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1カナダGP(12日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ロマン・グロージャン「ブレーキングでの安定性がかなめ」
「市街地サーキットだけど、モナコとはかなり違うよ。モナコでの経験も多少は生かせるけれど、それほど役にはたたないかな」
「あまりブレーキをいたわらないで済むことを期待している。ドライバーにとってはそのほうがありがたいからね。ブレーキング時に安定したクルマとなるようなセットアップが望ましいよ。そしてコーナーに入るときにはクルマが不安定になったりタイヤがロックしたりせず、自信を持ってブレーキを遅らせることができるといいね」
「あのサーキット全体が好きなんだ。これまでも大好きだったし、あそこでのレースを本当に楽しんできた。すごくいい気分で走ることができるんだ」
■エステバン・グティエレス「一貫性が増してきている」
「今シーズンのスタートは厳しいものになっているけれど、一貫性も出てきたし、さらに力を増していけると思う。チームもクルマについて学びながら素晴らしい仕事をしてくれている。レース週末を通じてクルマのセットアップの改善もかなり効率よくできるようになってきているんだ。望むような結果を達成するためにうまくやれているし、可能な限り多くのポイントを稼いでいきたいと思っているよ」
「モントリオールはダウンフォースをかなり小さめにするサーキットだ。長いストレートが多いから走りもすごくスムーズだよ。タイヤをうまく使うことがいつも難しいし、週末を通じてそれがキーポイントになると思うよ。モンツァにすごくよく似ていて、長いストレートがあって低ダウンフォースなんだ。メカニカル的にいいクルマにすることが重要だし、僕たちがクルマをうまくこのサーキットに合わせられることを期待している」
「僕はすべてのシケインが好きだね。縁石をうまく利用することができるし、すごくエキサイティングだよ。あそこに行ってサーキットでクルマを走らせるのをすごく楽しみにしている。モントリオールに行くのは大好きさ」