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【マクラーレン・ホンダ】タイヤをうまく使いこなせるようになることが課題

2016年06月05日(日)20:07 pm

マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエは、どのサーキットでもタイヤをうまく使いこなせるようになることがチームの課題だと話している。

F1第6戦モナコGPで、マクラーレンはフェルナンド・アロンソが5位、ジェンソン・バトンが9位でダブル入賞を果たしたが、予選ではフォース・インディアやトロロッソの後塵を拝した。

モナコGPの前にブーリエは、マクラーレンのシャシーはメルセデスAMGとレッドブルに次いで3番目に優れていると話していた。今もそう思うかと聞かれたブーリエは、「いい質問だ」と答え、次のように説明した。『Crash.net』が伝えている。

「公開されているGPSのデータを見れば、確かにわれわれがその位置(3番手)にいるサーキットもある」

「今週末のパッケージの特性から、タイヤに熱を入れるのに苦労すれば、当然ながらドライバーが限界でドライビングする能力や自信に大きな悪影響を与え、従ってクルマを生かせないということになる。だが、ほかのコースではこのパッケージで機能する」

■ピレリ指定の高い空気圧が悩み

ピレリは、スタート時のタイヤの空気圧を従来より高めに設定しており、各チームはこれに従わなければならない。

空気圧が高いことが問題なのか、また、ほかのチームはその問題を回避する策を見つけたと思うかと聞かれると、ブーリエはこう答えた。

「ほかのチームが何をしているのか、正直私には分からない。推察したり疑ったりしていることはあるかもしれないけれどね。しかし、自分たちの問題に集中する必要がある」

「タイヤを最大限に使いこなせないというこの問題を抱えているのは、われわれだけではないと思う」

「われわれは、問題になっているスタート時の空気圧にうまく対処できるよう、取り組んでいるところだ。空気圧は非常に高く、明らかにクルマのグリップに悪影響を与えている。また、そのせいでタイヤのグレーニング(ささくれ)も起きやすくなっている」

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