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モナコで起きたザウバー同士打ちの真相は?

2016年06月01日(水)16:44 pm

現在、財政的に非常に厳しい状況に置かれているザウバーだが、F1モナコGP(第6戦)決勝でチームメート同士の同士打ちクラッシュによって2台ともリタイアに終わってしまった。

【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■エリクソンに次戦3グリッド降格ペナルティー

唯一の女性F1チーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、レース後にマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセの2人による「受け入れがたい行為があった」と語ったと報じられている。

この事故に関しては、ナッセを追い抜こうと第17コーナーで強引に内側に入ったエリクソンに非があったとして、エリクソンには次戦カナダGP(12日決勝)で3グリッド降格ペナルティーが科せられることになっている。

■エリクソン、指示無視のナッセにわざとぶつかっていた?

だが、ブラジルの『Globo(グローボ)』によれば、カルテンボーンは今回の事故に関しては「100%」ナッセのほうが悪かったと主張しているという。その理由は、チームから無線で数度にわたってエリクソンを先に行かせるよう指示を受けていたにもかかわらず、ナッセがそれを無視し続けていたためらしい。

さらに、『Globo(グローボ)』はその続報としてザウバーに「非常に近い」関係者の証言を引用した記事を報じているが、それによればエリクソンは非公式ながら、わざとナッセにぶつかったことを認めたという。

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