マクラーレンがモナコGPで50周年を迎え、これまでの軌跡を短い動画にまとめている。
寂しげな音楽とともに動画は始まる。
■創始者ブルース・マクラーレン
「ブルース・マクラーレン・レーシングチーム」と彫られたパネルの前から、一本のスパナを男が手にした。男の名は創始者ブルース・マクラーレン。場所はマクラーレンのガレージだ。
マシン調整をしているメカニックに声を掛けるブルース・マクラーレン。
次に新しいパーツを設計しているエンジニアに声を掛け、ブルース・マクラーレンはサーキットへと向かう。場所はグッドウッド・サーキットだ。
オレンジ色のマシンに乗り込み、テストをするためコースに出ていったブルース・マクラーレン。しかし彼は二度と帰ることはなかった。
ブルース・マクラーレンの死を伝える記事
■ブルースの意志を引き継いだマクラーレン・チーム
ガレージに一本の電話が入る。ブルースの死を伝える電話だった。ガレージでブルースの死を悲しむスタッフたち。スパナを置いておそらくは「この先どうすればいいんだ?」という話をしていくうちに、メカニックたちは再びスパナを手にして持ち場へ戻った。
ブルースの意志を引き継いだマクラーレン・チームは、アイルトン・セナをはじめとする数々の伝説と記録を残し、F1史においても大成功を収めた偉大なチームへと成長した。