ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1モナコGP2日目を終え、次のようにコメントした。
■長谷川祐介「レースでは経験豊かなドライバーたちに期待」
「フェルナンド(アロンソ)が今日Q3に進めるだけのパフォーマンスを発揮してくれたことに勇気づけられています。モナコは追い抜きが非常に難しいサーキットであることは誰もが知っていることですし、ここではスタート時のグリッドポジションが非常に重要ですからね」
「週末を通じて、どちらのクルマもウルトラソフト(タイヤ)の性能を最大限に引き出すことに苦しんでいました。しかし、ドライバーたちは今日の予選セッションでその性能をうまく引き出すことができていました」
「パワーユニットに関しては、バルセロナでテストを行ったモナコのコースに特化したデータをもとにセッティング作業と微調整に取り組んできており、ドライバビリティーはよさそうです」
「明日のレースに関してですが、ここでは、天候やコース上での事故など、何が起こるかまったく予想がつきません。ですから我々の経験豊かな2人のドライバーたちがうまくレースをものにしてくれることを期待していますし、願わくはチームのために何ポイントかを持ち帰って欲しいと思っています」