2020年にF1オランダGPが復活するかもしれない。
ザントフォールト・サーキットで30回にわたって開催されたオランダGPだが、1985年の開催を最後にF1カレンダーから姿を消してしまっている。
だが、17歳でF1デビューを飾り、18歳で見事に初優勝をとげたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の活躍により、オランダ国内でのF1人気もかなりの高まりを見せているようだ。
ザントフォールト・サーキットの責任者であるエリク・ヴェイヤースは、地元の『Noordhollands Dagblad(ノードーランズ・ダグブラト)』紙に対し、事実上のオランダの首都であるとされるデン・ハーグもF1復活に対する支援を約束していると語り、次のように続けている。
「我々だけでそれを実現することはできない。サーキットの枠を超えた世界的なイベントだからね」
「可能性は大いにある。だが、我々は計画を練り、F1管理組織と交渉を行う必要がある」
そう述べたヴェイヤースは次のように付け加えた。
「2020年はそれにふさわしい年だと思っている。ザントフォールトで最後にF1が行われてから35年目に当たるからね」