モンテカルロ市街地サーキットで開催中のF1第6戦モナコGP1日目、2回のフリー走行を終えたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、次のようにコメントした。
■ジェンソン・バトン「あんなことは二度と経験したくない」
フリー1/15番手
フリー2/10番手
「午前のセッションには参った。ちっともグリップしなかったのだ。午後は何とか形になってきたけれどね」
「僕サイドに限って言うと、排水口のふた飛来事件が、さらに事態をややこしくした。路面から外れて僕のフロントウィングやフロントサスペンション、ブレーキダクト、フロアを直撃したんだ。FP2に合わせてマシンを直してくれたメカニックたちは、さすがだ。しかし、競争力はまだまだ満足できるレベルにほど遠い」
「レーシングコースは、一定レベルに管理された環境下にある。そんな中でレーシングドライバーの僕らは、あるていどのリスクを負っている。通常、安全基準は非常に高く保たれるが、あのような出来ごとは二度と経験したくない。ふたが路面すれすれに飛来したのは、ラッキーだった」
「依然、最上位のマシンからは大差をつけられているが、予選では精いっぱいがんばるつもりだ。もっと競争力が上がるよう願っている」