レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが、モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1モナコGP1日目を終え、次のようにコメントした。
■ダニエル・リカルド「目標はポールと優勝」
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「エンジンが少しばかり助けてくれたけれど、僕たちのクルマがここには合っているのは確かだ。その両方のおかげだと思うよ。土曜の予選ではどういう力を発揮できるか様子を見よう」
「僕たちはいい位置にいるけれど、日曜日はサーキットがどういう状態になるかにかかってくる。クルマには自信が持てるし、それはここで走るときにはすごく重要なことだ。僕は以前から第3セクターが大好きなんだ。あの区間ではいつもかなり速く走ることができていたよ。スイミングプールのところの2つめのコーナーが少し広くなったことはちょっと残念だ。あまり難しくなくなってしまったからね。僕たちはほかのクルマよりも少しダウンフォースがあるから、より安定した走行ができている」
「勝つべきレースをカレンダーの中から選ぶとしたらモナコが第一番にくるよ。すごく名高いレースだし、このサーキットでは本当に個性を示すことができるからね。予選や決勝の日になれば、メルセデスAMGが調子を上げてくるだろう。でも、僕がこのままトップをキープできるよう期待しているよ」
「予選でも今日と同じ差を保つことができれば驚きだろうけど、どうなるか様子を見たいと思う。もし決勝や予選でも天候が変わらなければ、僕たちはあまりたくさん変更を加えることはないはずだ。ここでの目標はポールを取って、勝つことさ」
■マックス・フェルスタッペン「いいスタートが切れた」
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「僕たちはそれほど悪くなさそうだ。だからいい形で週末をスタートできたと思うよ。やるべき仕事は常にたくさんあるものさ。だけど、いいスタートが切れたと思う。またクルマに乗れてうれしいし、このサーキットはすごく挑戦しがいがある。挑戦するのは大好きだよ」
「ショートランをやったときには少しばかりほかのクルマの影響を受けてしまったよ。それに、セバスチャン(ベッテル/フェラーリ)がスピンしたときにはちょうどその後ろを走っていたんだ。でも、フリー走行ではそういうことも起こるものだし、ダニエル(リカルド)が刻んだラップタイムは素晴らしかったよ。僕もそこに近いところまでは行っていたし、今夜はデータを調べて自分のクルマをもっと改善したいと思う。だけど、一番大切なのは壁にぶつからず、自信を得ることだ。週末を通じて調子を上げていく必要があるし、今日はそれに専念していたよ。そして土曜日にはすべてを改善したいと思う」
「フィーリングはよかったし、1周するごとに調子が上がっていった。そして僕はクラッシュすることもなかったし、それが一番大切なことだよ。コンディションはまずまずだったし、クルマのバランスに取り組み、もっと自信が持てるようにすることが必要だね。そうすれば、結果も付いてくるはずさ。それほど大きく離されてはいないし、クルマの改善に取り組んでいくよ。でもほかのみんなも同じようにやってくるはずだ。どうなるか様子を見ることにしよう」