メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、関係に「問題はない」とF1モナコGPで主張している。
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ハミルトンとロズベルグは第5戦スペインGPのスタート直後に接触し、1周目で両者リタイアに終わった。
■責任を認めたロズベルグとハミルトン
モナコGPを前にした25日(水)に、ロズベルグはスタート時のエンジンモードが間違っていたことについて責任を認めている。
「正しい位置に入れるのは僕の仕事だ。それに尽きる」
間違ったエンジンモードだったためスピードが鈍ったロズベルグをハミルトンが抜こうとしたことが接触の引き金となった。メルセデスAMGの非常勤会長ニキ・ラウダは、25日(水)に『Osterreich(オストリッチ)』紙にこう話した。
「大まかに言ってルイスが謝罪した」
「それが双方のメカニックやトト(ヴォルフ)、私、ロズベルグにとっては重要なことだ」
■関係に変化はないのか
水曜日に行われたドライバー6人による記者会見でも、質問はロズベルグに集中したが、ハミルトンと話をしたかと聞かれても、ロズベルグは明確な回答を避けた。
「その話をする気にならない、ただそれだけ。単純なことだ」とロズベルグは答えない理由を説明している。
一方、ハミルトンは、自分もロズベルグも「クールでリラックス」したものだと話している。
「僕たちは話をした」
「君たちには、敬意は今も変わっていないということだけ分かってもらえばいい」
2人の関係について聞かれたラウダは、次のように答えている。
「自分たちの苦しみは好きに話していい。やってはいけないのは、メルセデスの星を傷つけることだけだ」
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