メルセデスAMGが、ルイス・ハミルトンが今週末のF1モナコGP(29日決勝)を欠場する可能性があると報じられたことに対し全面否定を行った。
イタリアのメディアが、現F1チャンピオンであるハミルトンがカンヌのナイトクラブで謎の事件に巻き込まれたことによりモナコGPを欠場することになるのではないかと報じ、その代役として急きょバルセロナで行われた公式テスト2日目にメルセデスAMGで走行を行ったパスカル・ウェーレイン(マノー)がコックピットに収まるのではないかと報じていた。
だが、ハミルトン本人はソーシャルメディアにモナコの丘で自転車トレーニングを行う画像を投稿。そしてメルセデスAMGも23日(月)にモナコGPに向けた公式プレビューをリリース。そこにはハミルトンのコメントもいつも通り掲載されている。
そして、メルセデスAMGの広報担当はベルギーの『La Derniere Heure(デルニエール・ウール)』紙に対し、次のように語った。
「ルイスは今日自分担当エンジニアたちとグランプリに向けた準備をしているところだ」
「彼は金曜日(20日)にはペトロナスとともにスポンサーデーに姿を見せていた」
そう述べた広報担当者は、次のように付け加えている。
「このうわさはばかばかしいとしか言えないし、我々がこの件について対応する価値もないよ」