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【マクラーレン・ホンダ】ブーリエ「信頼性と予選順位がカギに」/モナコGPプレビュー

2016年05月24日(火)18:24 pm

マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1モナコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■エリック・ブーリエ「テストで集めたデータを生かしていく」
「モナコはF1カレンダーにおいて、まさに伝統的なレースという格付けにふさわしいものだ。そしてドライバーやファン、スポンサーやチームにとってもさんぜんと輝くレースだ。雰囲気は非常に独特だし、環境は驚くほど美しい。そしてたとえこれまでに何度も見てきたにせよ、モナコ公国の狭い市街地でレースをするクルマのスピードにはうちのめされることになる」

「クルマに関しては、パワーそのものの持つ役割は小さくなる。つまりダウンフォース、ドライバビリティー、バランスといったクルマのセットアップをどう妥協していくかというさじ加減が重要になるんだ。モナコは、理論的には、ほかのサーキットよりも我々のパッケージには合うはずだ。だが、このサーキットのユニークな特性のひとつに予想が付かないということがある。天候もしばしば変わるし、事故が起きる確率も高い。それらはレース結果にいつも以上に大きな影響を及ぼすことがある。そしてもちろん、追い抜きは時として不満が高じるほど難しいことでも知られている。とは言うものの、こうした要素があるからこそモナコが特別だとみなされているわけだがね」

「週末にはテストで集めた多くの貴重なデータとともに取り組んでいくことになる。そして最大限の努力と決意を持って前進を続けていくつもりだ。我々にとってカギとなるのは信頼性だ。とりわけフェルナンド(アロンソ)がバルセロナ(スペインGP/第5戦)でリタイアしただけにね。そして予選のパフォーマンスも重要だ。その結果によってポイントがとれるかとれないかが決まってしまうことも多いものだ。レースをスタートするときに最高のチャンスが与えられ、2台のクルマがどちらもポイント圏内でゴールできるようにするためには、予選に着目していく必要がある」

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