トヨタ、ハイブリッド車の世界累計販売台数が90カ国で900万台を突破

2016年05月22日(日)5:55 am

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、プラグインハイブリッド車を含むハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、2016年4月末までに901.4万台となり、900万台を突破したと発表した。

●TOYOTA、プリウスαの特別仕様車を発売

■直近9ヶ月で100万台

トヨタは環境対応を最重要課題の一つと位置付け、1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを発売、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車 プリウスを発売して以来、累計販売台数900万台を達成した。2015年7月末の800万台突破から約9か月で100万台増えた。

■約90カ国で34モデル

トヨタは直近の1年でも、シエンタ(昨年7月発売)にハイブリッドモデルを追加したほか、4代目となるプリウス(昨年12月発売)の販売を開始。海外では、RAV4にハイブリッドモデルを追加(昨年11月発売)し、中国には現地産ハイブリッドユニットを搭載したカローラハイブリッド、レビンハイブリッド(昨年10月発売)を投入。2016年4月末現在、約90以上の国・地域でハイブリッド乗用車33モデル、プラグインハイブリッド車(以下、PHV)1モデルを販売している。

■2020年までに累計で1500万台へ

トヨタは昨年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表し、地球環境の問題に対してクルマの持つマイナス要因を限りなくゼロに近づけ、持続可能な社会の実現に貢献するためにトヨタが取り組むべきチャレンジを掲げている。チャレンジの実現ために、ハイブリッド車についてはさらなるラインナップの拡充に努め、2020年までに年間で150万台、累計で1500万台の販売を達成することで環境への貢献を進めていくという。

■ハイブリッド車のCO2排出抑制効果とガソリン消費抑制量

2016年4月末までに販売したハイブリッド車のCO2排出抑制効果は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約6,700万トンに上るとトヨタは試算しており、気候変動の原因の一つとされるCO2の削減に効果はあったようだ。

ガソリン消費抑制量においては、同等クラスのガソリンエンジン車のガソリン消費量と比較し、約2,500万kLの効果があったと試算している。

■ハイブリッド車販売台数 1997年〜2016年4月
日本 438.09万台
北米 299.12万台
欧州 111.13万台
その他 53.11万台
累計 901.45万台

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