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【バルセロナ合同テスト3】マクラーレン・ホンダのバンドーン「マシンは明らかに進化している」/5/18(水)

2016年05月19日(木)7:19 am

カタルーニャ・サーキット 全長4,655 km
ドライバー:ストフェル・バンドーン
周回数:108周
走行距離:502.74キロメートル
タイム:1分24秒006
5/18(水)のテストメニュー:1日目に続いてパーツの性能チェック、セットアップの煮詰め、データ収集。午前はタイヤテスト、特に軟らかい方のコンパウンドとレース中の作戦に取り組んだ。スーパーソフトでは数スティントを行なっている。

●【バルセロナ合同テスト3・2日目結果】フェルスタッペン100周超えを走行しトップで終える

■ストフェル・バンドーン「マシンは明らかに進化している」

「マシンは走りだしから良い感触だった。自分の走り方をマシンに合わせるために数周を費やしたが、僕が出場した第2戦バーレーンGPから明らかに進化している。前向きで収穫の多い1日だった」

「スペインGPに3日間とも参加していればもっとすんなりマシンに乗れるんだが、いずれにしてもF1への再アジャストは常に必要だ。特にスーパーフォーミュラでレースをした後ではね。でも、すぐに慣れたよ」

「クルマはすべての部分でフィーリングが良くなっている。ダウンフォースもバーレーンの時から比べると一段と改善した」

「レーシングドライバーとしてはできる限りマシンに乗る時間を持ちたいが、手持ちの時間1秒たりとも疎かにせず、集中を心がけている。今日なんか、そんな絶好のチャンスだった」

「とにかくマシンは長足の進歩を遂げていて、僕としても嬉しい」

■デイブ・レディング(チームマネジャー)

「思っていたとおりストフェルは。運転が速く安定していた。それに、プログラムの項目ひとつひとつに的確なフィードバックを提供してくれた」

「午前は、昨日から引き続き空力が机上の計算どおりかをチェック。それが終わると次は空力と、新品タイヤを履いた状態でメカニカルグリップの変更点をテストした。午後は逆に使い古したタイヤで長距離ランを行い、その変化を確かめた。マシンはモナコで投入予定の新パーツを装着、シーズン中盤に控える開発を施した部品もテストした」

「両日とも、車体並びにパワーユニットは何ひとつ問題なく作動した。チームの努力とあいまって、大規模なテストプログラムを完了した」

■中村聡(ホンダR&D プリンシパル・エンジニア )

「今日はストフェル(バンドーン)に乗ってもらい、無事テストを終了しました。108周を走ってプログラムを終えたのです」

「午前にわれわれは、昨日から持ち越したパワーユニットのマッピングをチェックしました。モナコのサーキットを想定してのものです。午後は長めの距離を走り、レース・シミュレーションも行いました。そこではエネルギーの管理に重点を置きました」

「集まったデータは日本に持って帰り、さらに分析を行います。そして来週末のレース(モナコGP)に向けて細かな調整をします」

バルセロナ合同テスト3 5/18(水)ラップタイム
1. マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)1分23秒267 118周
2. ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)1分24秒006 108周
3. パスカル・ウェーレイン(メルセデスAMG)1分24秒145 133周
4. エステバン・グティエレス(ハース)1分24秒592 105周
5. アントニオ・フォコ(フェラーリ)1分24秒720 118周
6. ダニール・クビアト(トロロッソ)1分24秒737 116周
7. アルフォンソ・セリ(フォース・インディア)1分25秒016 103周
8. ケビン・マグヌッセン(ルノー)1分25秒133 122周
9. フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)1分27秒167 94周
10. ジョーダン・キング(マノー)1分27秒615 91周

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