メルセデスAMGは、2日目の走行ドライバーを予定していたエステバン・オコンからパスカル・ウェーレイン(マノー)に変更すると発表した。
ウェーレインはメルセデスが育成しており、リザーブドライバーでもある。今季はメルセデスがマノーのシートを獲得しウェーレインを走らせている。
メルセデスAMGは変更の理由を「新しいコンポーネント(部品)をテストするために、経験豊富なドライバーでテストをしたかった」としている。
昨日、ウェーレインはマノーでテストに参加し、86周を走行していた。
現行のテストルールでは、シーズン中のテスト4日間のうち2日間は若手ドライバーを走らせることを義務づけているため、7月のテストではロズベルグもハミルトンも走行できないことになる。若手ドライバーとは、2グランプリ以上に出場していないドライバーとしている。
この変更は来季に向けたシリーシーズンを考えてのことかもしれない。少なくともロズベルグとの契約交渉が不調に終わった場合「ウェーレイン昇格」という判断材料の一つになると見られる。