フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、2017年も現行のドライバー体制を維持したいと考えていることを示唆した。
【ハイライト映像】F1スペインGP決勝レース メルセデスAMG同士打ち、ベッテルの攻防、フェルスタッペン初優勝
先週末のF1スペインGPでは、レッドブルがトロロッソからマックス・フェルスタッペンを引き上げ、代わりにダニール・クビアトがトロロッソに降格されるというシーズン中には珍しいドライバー交代劇が起きていた。
だが、すでに来季のシートをめぐるドライバーやチームの動きも出始めているのは確かなようだ。
イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は今週、現時点で今年のタイトル争いをリードしているメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがフェラーリとの間で2017年の移籍に関する話し合いを始めたと報じた。
もしその交渉がうまく進むことがあれば、恐らくは、来年には37歳となるキミ・ライコネンがシートを失うことになるのは間違いないだろう。
だが、アリバベーネは『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、「ボッタス(ウィリアムズ)、リカルド(レッドブル)、ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。F1にはいいドライバーがたくさんいるんだ」と語り、次のように主張した。
「だが、いろんな名前を取りざたするのはまったく間違っているよ。我々はキミに集中しているし、すべてこれまで通りの形で続いていくことを望んでいるんだ」