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【動画】スペインGP、未公開オンボード映像の数々

2016年05月18日(水)11:33 am

F1スペインGP決勝レースでこれまで非公開だったオンボードカメラ映像の数々。

■フェルスタッペンはアロンソと同じ

2013年のオープニングラップ、フェルナンド・アロンソ(当時フェラーリ)は右に大きく回り込む3コーナーでルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)を大外からオーバーテイクし、優勝した。

そして今年のオープニングラップ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はアロンソと同じように3コーナーの大外からセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を華麗にオーバーテイクし、優勝した。

■リカルド、ベッテルのインに突っ込む

59周目の1コーナー、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からかなり後方にいたダニエル・リカルド(レッドブル)がインにズバッと飛び込んできた。しかし、リカルドはオーバーランしてしまい、このオーバーテイクは失敗に終わった。

ベッテルのリアを映すカメラを観てみると、こんなに離れた距離から突っ込んできたのだから、さすがのベッテルも驚き「冗談じゃない!何やってるんだ!」と思わず言ってしまったのも無理はない。

しかし、今季のベッテルは毎戦のように誰かに突っ込まれている。ベッテルをまともに抜こうとしても巧みにブロックするのを分かっているのか、不意打ちのように仕掛けるしかないのかもしれない。これも元世界チャンピオンの宿命か。

■チームメートバトル

動画では、ハース、ザウバー、ルノーのチームメートバトルのオンボードカメラ映像もある。特に、ルノーのケビン・マグヌッセンにはレース後ペナルティが科せられ順位を一つ落としている。最終ラップにジョリオン・パーマーのイン側に突っ込み、はじき出してしまったためだ。

■3位を狙っていたリカルド、まさかのタイヤバースト

序盤、トップを走行していながら3ストップ作戦を指示され「優勝を逃した」ダニエル・リカルド(レッドブル)。しかし、もし2ストップだったとしてもリアタイヤはバーストしていたかもしれない。

動画の音をよく聞いてみると、タイヤがリムから外れ、タイヤバーストする瞬間が分かると思う。

左リアタイヤを失ったリカルドは、当然右フロントタイヤが浮いてしまう。映像で右フロントタイヤを見てみると、右タイヤが回転していない時があるのがわかると思う。この時は2輪で走行しながらマシンをコントロールしていたことになる。このような状況で4位を確保できたのは不幸中の幸いだろう。

■マックス・フェルスタッペン歓喜のオンボードカメラ映像

最後の映像は、歓喜のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。何度も拳を突き上げて歓びを爆発させている。

コース脇のオレンジの服を着たマーシャルたちが一斉にコースに出てきて祝福しているのも印象的だ。

レース後、フェルスタッペンはこむら返りに苦しんでいたと冗談めかしていたようだ。

●【動画】WATCH: Onboard in Barcelona - 7 unseen angles [F1.comへ]

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