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【バルセロナ合同テスト3・初日結果】ベッテル最速、バトン上位。しかし最注目はウィリアムズ/17日(火)の結果

2016年05月18日(水)1:54 am

17日(火)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで行われているインシーズンテスト1回目の初日が終了した。

●【画像】ウィリアムズ、フロントにツノ?ヒゲ?/バルセロナ・インシーズンテスト1回目・初日

■トップのベッテルはスペインGP予選より速いタイム

初日の総合トップはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。2番手のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)よりも0.117秒速かった。

ベッテルはショートランに集中、午後のセッションで1分23秒220のベストタイムをマークした。このタイムはスペインGP予選で記録した1分23秒334よりも速いタイムだ。

■3人が100周以上走破

今日一日で100周以上を走行したのは、ベッテル、ロズベルグ、そしてルノーのルーキードライバー、エステバン・オコンだ。メルセデス育成ドライバーでもあるオコンは、明日はメルセデスAMGでテストをする。

■バトン、午後は伸びず

スーパーソフトを履いて午前中トップタイムをマークしたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンだったが、午後はタイムを伸ばすことなく3番手で初日を終えている。

■ハースはウルトラソフトをテスト

ハースのロマン・グロージャンは、午後の遅い時間にウルトラソフトタイヤをテスト。次戦モナコGPで使用される新コンパウンドだ。このタイヤのおかげで一気に4番手まで浮上した。

■マノーが5番手

パスカル・ウェーレイン(マノー)は予選シミュレーションを行い、1:24.297で5番手に入った。このタイムはスペインGP予選で記録した1:25.745よりも速いタイムだ。

■新人最速はガスリー

この日走行した新人4名(ガスリー、セリス、リン、オコン)の中で最速タイムを記録したのはトロロッソのピエールガスリーだった。

■最注目はウィリアムズのダブルデッキ・リアウィング

最も注目を集めたのは、新人アレックス・リンだろう。正確に言えばダブルデッキ・リアウィングを搭載したウィリアムズをドライブしたためだ。これはチームが2017年のエアロダイナミクス・レギュレーション(空力関連のルール)において入札を手にするためだと考えられている。

最近は規制が多くなったため、このようなド派手なウィングを見ることはなくなったが、遠い昔、どこかのチームで見たことがあるような懐かしいウィングだ。

■17日(火)結果/バルセロナ・テスト3回目

ドライバー チーム タイム PIT
1 S.ベッテル フェラーリ 1:23.220 0.000 103 25
2 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:23.337 0.117 119 21
3 J.バトン マクラーレン・ホンダ 1:23.753 0.533 86 23
4 R.グロージャン ハース 1:23.882 0.662 96 20
5 P.ウェーレイン マノー 1:24.297 1.077 86 25
6 D.リカルド レッドブル 1:24.307 1.087 89 23
7 P.ガスリー トロロッソ 1:24.821 1.601 78 21
8 A.セリス フォース・インディア 1:25.467 2.247 99 20
9 A.リン ウィリアムズ 1:26.071 2.851 86 15
10 E.オコン ルノー 1:26.530 3.310 105 21

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