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フェラーリ「最強ライバルが消えるも優勝に届かず」/スペインGP決勝

2016年05月16日(月)3:31 am

フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われたF1スペインGP決勝を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1スペインGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■キミ・ライコネン「最後までタイヤがもたなかった」
決勝/2位
「スタートは失敗だった。クラッチをつないだとき大きくホイールスピンさせてしまったんだ。最初のいくつかのコーナーでいくらか順位をばん回することができた。その後はかなり簡単にマックス(フェルスタッペン/レッドブル)に付いていくことができていたよ」

「クルマに問題はなかったし、スピードもよかった。だけど何周もの間ほかのクルマの後ろを走るのはタイヤには好ましいことじゃないし、グリップとダウンフォースを少しばかり失いつつあった。それによって彼に接近するのが難しくなってしまったんだ。彼に最終コーナーでうまくついていくことがまったくできなかった。彼はあそこでは本当に速かったよ」

「あれほど接近していたのに優勝できなかったことはちょっと残念だ。だけど困難な週末だっただけに、この結果には満足できるんじゃないかな。チームとして、僕たちはできる限り懸命な取り組みを続けていくし、勝利を目指していくよ。これからも戦い続けるし、こういう難しい週末にあっても戦い続け、ポイントを獲得しなくてはならない」

「マックスは本当に今回の勝利にふさわしいよ。僕から見れば、彼は驚きではないよ。彼は昨年もすごくいい仕事をしていたし、今日はよりよいクルマを手にして勝利することができたんだ」

■セバスチャン・ベッテル「スピードが足りなかった」
決勝/3位
「今日はレースに勝つ大きなチャンスがあった。もちろん、僕も勝利を目指して攻め続けていたよ。僕が望んでいたのはそれだったからね。だけど、僕が最後のピットストップを終えた時点でその望みも消えてしまったよ。それまでは自分の優位性が分かっていたんだ。そのときのタイヤは2、3周分新しかったからね。だけど、前にいた連中はもうそこにはいなかった。僕はミディアムタイヤにてこずらされていたけれど、レッドブルは速かった。キミと僕が攻めることができなかったのはそのためさ。だけど、僕たちもソフトタイヤではすごく強かったよ」

「僕たちは2台のクルマで違う戦略を取ることにしたんだ。僕は3回ストップ作戦を取った。そして僕はリーダーに攻撃をしかけ、それはうまくいった。だけど、最終的にはダニエル(リカルド/レッドブル)も僕も2回ストップ作戦を取ったクルマの後ろになってしまった。結局のところ、僕たちにはスピードが足りなかったんだ。その理由をつきとめないとね。クルマには何も悪いところはなかったからそれはよかった。うまく機能しているし、ここに持ち込んだパーツも機能していたと思う」

「フェルスタッペン(レッドブル)にはお祝いを言うよ。初めての優勝は最高の瞬間だし、本当に格別なことだ。キミからすごくプレッシャーをかけられながら、トップの位置をキープしたマックス(フェルスタッペン)には敬意を表したいと思う」

●【ハイライト映像】F1スペインGP決勝レース

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